夏になり行楽シーズンになると会社の休みも増えて、それにともない交通量も増えます。
交通量が増えると一緒に増加するのが事故。普段、車を運転していない人が久しぶりに
車を運転したり、渋滞にハマってしまい抜け道を探そうとして、慣れない道で逆に迷ったなど
人の行動量が増えれば事故の数も増えます。そして最近話題になっているのが、あおりハンドル
「あおり運転なら聞いたことあるけど、聞き慣れないなぁ」と思う方もいるかもしれません。
あおりハンドルは違反になるのか?!もし事故になった場合の過失割合はどうなるのか?!など
今回はこの「あおりハンドル」について深ぼっていきたいと思います!
あおりハンドルとは?
そもそも、あおりハンドルって何?って方に説明しますと、あおりハンドルとは
道路の交差点などで曲がる際、進む方向とは反対の方向に一度膨らむ行為
だそうです。トラックの運転などで、そのまま曲がると後輪が内輪差で歩道に入ってしまう。
などの理由なら、わからなくもないのですが、普通の乗用車でウインカーを出して、反対にハンドル
を切られたらビックリしますよね!
違反点数とかある?
現在あおりハンドルにより罰則はないですが同じような行為の 「合図不履行違反」になる可能性が高いようです。
「合図不履行違反」とは、車線変更や右左折する際にウインカーを出さない交通違反のことを指す。
「あおりハンドル」では、一旦ハンドルを右に切った後で左折するため、
ウインカーを付けていても曲がる際に切れていることもありその場合、結果として
「合図不履行違反」になってしまうかもしれません。
こちらは「合図不履行違反」の罰則です。
■違反点数
1点
酒気帯び:0.25mg/L以上25点、0.25mg/L未満14点■反則金
https://car-moby.jp/article/car-life/useful-information/tailgating-road-rage/
大型車:7千円
普通車:6千円
二輪車:6千円
小特:5千円
原付:5千円
点数や金額よりも後続車を巻き込んだ事故などを考えると絶対にやってはいけない行為
だということに気づいてほしいものです。
事故を起こした時の過失の割合
道路交通法第34条では、「車両は、左折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、できる限り道路の左側端に沿つて(道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは、その指定された部分を通行して)徐行しなければならない」と定められています。
このため、基本的に右左折をおこなう際は、曲がる方向に寄って徐行する必要があります。
なぜこうした法律ができたのかというと、あおりハンドル運転をすることで、左折の場合だと広がった歩道側の隙間をバイクや自転車が通り抜ける接触する危険があるからです。
右折の場合も同じく追い抜きしようとしたバイクと接触したり、あわよくば対向車とぶつかってしまう可能性も考えられるからです。
https://www.koregasiritai.com/aori-handle/
左折する場合、わざと一度右に振ってスペースを空けてから左に曲がるわけですから、譲ってくれたと思って
先に行こうとするバイクなどがあってもおかしくないですよね。基本的に左折する時は左に寄せて徐行と
道路交通法で定められていますから、過失割合も、あおりハンドルをしている方が悪くなるのが当然では
ないでしょうか?
あおり運転動画
でも実際あおりハンドルってどんな感じなの?って方の為にいくつかケースを集めてみました。
後ろのことを気にしている感じは全くありませんね。反対車線にはみ出して曲がったりと
危険な行為としか思えないです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?かっこいいと思いましたか?
これを見てかっこいいと思うのは中二病じゃないかと思っちゃいます。
周りの迷惑になるし、へたすると取り返しのつかない事故につながる可能性のある、あおりハンドル
こういう運転をまずしない!という気の引き締めが事故を未然に防ぐということに直結するのだ
と感じた次第です。